EFFECTOR【エフェクター】

EFFECTOR®︎は1995年創業のアイウェアセレクトショップ、オプティカル テーラー クレイドルのオリジナルブランドとして2004年に誕生。クレイドル代表・夏目光教は「アイウェアセレクトショップだからこそ作れる、ファッション感と個性を兼ね備えた日本のショップオリジナルを提案してみたい」と長年構想を温めていた。
近年はクラシックフレームの人気が高いが、2000年初頭はモダンタイプのフレームが主流。日本の職人による仕上げにこだわり、厚手のセルロイド／アセテート生地を使うという構想は、少し時代とは逆行していた。

ミュージックカルチャーが好きなクレイドルのスタッフたちのルーツから、ギターなどに使うエフェクトペダル（＝エフェクター）をブランド名に、モデル名も代表的エフェクターから発想を得た数型――現在でも定番モデルであるfuzz、distortion、reverb、overdriveを店頭に送り出した。
ショップの実験的プロダクトではあったが、最初はファッション的な視点で眼鏡を探していた人々から支持され、次第に多くのアイウェアファンからも評価を受けるようになり、現在はコラボレーションを含めて100モデル以上が展開されている。

EFFECTOR®︎のアイデンティティは大きく3つ。ハンドメイド イン ジャパンの質実剛健な作りであること、一度作ったモデルは可能な限り定番継続させ、ユーザーが長く愛し続けられるプロダクトにすること、そしてEFFECTOR®︎というブランド名の通り、掛けた人の個性を増幅させる装置であること。

18周年を超えてもEFFECTOR®はこの信条を忘れることなく、刺激的なアイウェアの提案を続けて行く。